「ち…、ちょっと……悠斗…、皆見てるから……っ、 ん…っ……」 「関係ねぇ」 ―――ここは空港。 熱い唇を合わせてくる彼を必死で押し退けながらも、唇はそれを受け入れてる。 裏腹な自分が分からない…。 そんな私達の横を沢山の人が足早に行き交う。 しかもすぐ側には彼の側近、SP、秘書、会社の社員…、合わせて三十名ほどはいるだろうか。 皆、見て見ぬふりをしてはいるけれど、絶対、視界には入ってる。 私達が熱く唇を合わせる様子が…。