「じゃあ、明日八時に」



返事の代わりに軽く手を上げて

俺は210号室に入った。




何か櫻田が言いかけてた様な

気もするけど・・・気のせいか。


俺はベッドに腰掛けて携帯を開いた。




着信履歴1件。








「・・・鶴瓶かよ」




パチン、と携帯を閉じて投げやると

そのままベッドに倒れた。