「キャバは夜出なきゃだし 臭いおっさんに笑顔振りまくの 若干無理なんだよね」 「げほっ、キャバクラかよ」 へらっと笑うキユに俺は咳き込む。 こいつがキャバ嬢なんてやったら 溜まったもんじゃないだろ。 「なに?」 「いや・・・ ああ、あれは?ファミレス」 「ファミレス?」 「モノ運べば良いだけだろ まあ~勝手に探せ」 俺は欠伸をしてそう言うと、 溜まった書類を広げて どさっとパソコンの前に座った。