「で、どうなったの?」



気持ち悪い距離で、

鶴瓶がソファの隣に無理矢理座る。




「なにがだよ、お前鬱陶しい」


「キユちゃんとのことだろ!」



キッチンに居るキユに

気を使ってるのか鶴瓶は小声で言う。



「別にどうもこうも・・・」



「クリスマス、」

「黙れ」


遮って睨むと、鶴瓶はケラケラ笑う。





「まぁ良いんじゃない?

水瀬がそれだけ大事にしてんなら」




「・・・うるせぇよ」







「あいつは

今それどころじゃないんだよ・・・」


聞こえない様に小さく呟いた。





「出来たよ~」




「お、美味そうだな~」