「鶴瓶さんって

シュンと昔から仲良いんですね?」



「そうだな、大学からだけどね」


「へ~」




楽しそうに話す二人を横目に

俺は呆れてソファに倒れ込んだ。




「あ、何か飲みます?」



つかあいつ・・・接客じゃねぇかよ。




鶴瓶にかまうキユに、

何故か少しだけモヤモヤが沸く。




「お、焼き餅?」

「はっ?」



「うお、何いきなりびっくりした、

水瀬も餅食べる?」




ああ・・・餅。




「いらね」

鶴瓶にそれだけ言って、溜め息をつく。