「・・・お茶、どうぞ」
テーブルを挟んで向かい合う二人に
お茶を出して、キッチンに戻る。
キユはお茶を飲んでから口を開いた。
「・・・なにしに来たの、
なんで、ここが分かったの」
「酒屋の山地さんが、ファミレスで
お前を見たと教えてくれてな。
店長さんに父親だと住所を聞いた。」
セキュリティ薄いな、おい。
キッチン越しに、そんな事を思う。
「いま何してるんだ」
「そんなの親父には関係無いから」
「杞憂・・・!
俺はお前を心配してわざわざ、」
「心配なんて要らないよ、
あんたはあたしを捨てたでしょ
いまさら、父親面しないで」
ダンッー
「キユ・・・!」
一様呼び止めてはみたが、
キユは黙って飛び出していった。
この状況は、どうしたらいいんだよ。

