「よし、じゃあれいた おみくじ引きに行こっか?」 「うん!」 結局、こうなるのか。 「シュン引かないの?」 「引くよ、当たり前だろ」 「引くんだ」 クスクス笑うキユを軽く睨む。 「前も占い見て買い物行ったしね?」 「うるせぇ」 「ママひけた!」 「ん?お、れいたは吉だって! 良いことあると良いね~」 そんな会話を横目に、 巫女さん百五十七番の紙を貰う。