「ノリいいね~ なに、姉ちゃん家出っ子?」 「家が無いの」 「ふーん? ま俺が慰めてやっからさ」 そう言ってあたしの肩に 手を回して来た男が、 ドンっー 一瞬にして前に吹っ飛んだ。 「・・・え?」 え、なに、いまの。 なにこれ・・・どうしたの? ガシっー 「・・・・っ!」