優斗side 『姫??』 ウソだろ?? 姫??なぁ、起きろよ。 なんで……俺なんか庇ってんだよ…… なんで……なんで…… 朔「なんだよ。もう終わりか??王蝶さんよぉ……」 『…………うっせぇなぁー!!』 こいつだ……コイツさえいなければ……姫は…… 『朔。お前だけは絶対に許さねぇ』 俺は、自分が腕をケガしてることも忘れて、朔を殴り続けた。 周りには、他を片付けて来たのか、みんなが集まりつつあった。 みんな、俺を見たとたん、俺を止めようとするが、今の俺には朔しか見えていなかった。