『優斗ー!!』 ――ブスッ 痛…… あぁ……間に合わなかった。 優「姫!?」 でも……いいや。 優斗を守れたし。 優「姫!?……おい、姫!!返事しろって!!」 あ……ヤバいかも……意識が…… 優斗の声が聞こえなくなって行く。 朔「ハハッ……天下の蝶姫様もざまぁねぇなぁ?? なぁ、王蝶さんよぉ……」 意識が無くなる前、不意に聞こえた朔の声。 ムカついたけど……優斗が絶対に落とし前つけてくれると信じて…… 意識を手放した。