優「姫……アイツ、俺がやっていい?」



優斗……あたしは優斗を信じてるから……だから


「いいよ……」


優斗もやられたまんまじゃ悔しいもんね。



朔「無理しないほうがいいと思うけど?」



優「ごちゃごちゃとうっせーな!!そんなに俺にやられるのがこぇーかよ」



朔「んなわけねぇし!!たっく……人の親切心は素直に受け取った方がいいよ?」



なにこいつ……さっきから……戦う気あんの?
全然自分で戦う気ないじゃん!!
いざとなれば銃に頼るって感じだし。



これじゃあ、こいつらがNo.8止まりなのもわかった気がする。



優「だからごちゃごちゃとうっせー!!
さっさとかかってこいよ」


朔「その言葉……後悔すんなよ」



――バン バン バン バン バン バン



朔が立て続けに銃を撃ったけど、優斗はそれを、全て避けきってみせた。


さすが優斗!!



朔「クソッ!!」



ん?今、朔が誰かにアイコンタクト送った?



――あ!!
優斗の後ろに回り込んでるヤツがいる!!


しかも、ナイフ持ってるし!!