「美味しかったよー!平沢ちやんオムライス上手だねー」
服部くんは私の作ったオムライスを満足げにたいらげた。
それからなんとなくテレビをつけて、適当に放送されている映画を見た。
「この映画知ってるよ!面白いよね」
「私も知ってる!」
映画を見ながら会話をしていくと、なんだか近づきたくなって、私は服部くんの手を無意識に握っていた。
服部くんはなにも言わなかったけど、ぎゅっと握り返してくれた。
肩が触れ合うほど近づいて座れば、顔見合わせて笑った瞬間にお互いの口元を意識してしまう。伏目がちになる彼の目を見て私も目を伏せた。
そのまま唇が重なればあとは…

