ブラコン的自己中論



そして放課後。

陽は校門で雲雀を待っていた。

(ふふん…天神学園最強の女子生徒キラーの名は伊達じゃないことを証明してやる)


なんて良からぬことを考えながらだらしなく頬を弛ませている陽の前を生徒たちが下校していく。

中には厨二病炸裂スペシャルバカや、熱烈な視線を送っている無口な女子生徒、ロシアのエージェントから雪女など顔見知りの生徒もいた。


そんな中、陽の横を通り過ぎた一人の女子生徒。

(あれは…生徒会長)


銀色の髪を靡かせて歩く我が校の生徒会長。

しかし、何やら違和感。

(生徒会長にしては…スタイルが……スカートも短いし)


憐れ、水無瀬 陽。
死亡フラグが立ったとも知らずに、まぁいっかと雲雀を待つ。