「ぶひー」

…何コイツ…
初対面で変顔されながら豚の鳴き声(モノマネ)を目の前でかまされなきゃならないのさ!

「だいたいあんた誰?」

「名乗るほどのものではナイ」

…ふざけるのも大概にしなさい。

「っていうかあんた1人で公園のベンチに座ってるとかちょー孤独」

って笑堪えながら言う豚野郎。

「そーいうあんただって1人じゃん」

そう言いながら鞄をあさって先程駅の売店で買ったコーヒー牛乳味のキャラメルを一個箱から取り出した。

食べようとしたら豚野郎(豚みたいに太ってないけどね?)がキャラメルガン見。

「…何?」

あまりの目線に豚野郎に問う。

「いや、キャラメル食べてーって思って」

「…はぁ…しゃーない…はい」

そう言い、豚野郎に1一個キャラメルを渡した。
受け取ったキャラメルの包装を慣れた手つきで取って豚野郎はキャラメルを口の中に放り込んだ。

「…にっが…っ…
コーヒーかよっ!」

えっ…
コレが苦いって…

「豚やr…っ あんた甘党…?」

危ない、 豚野郎って言いそうになった…

「甘党!」

…見た目と合わなっ!
うける(笑
思わず笑うと豚野郎は「笑うなしっ」って怒った。