夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

「ねぇ、隆哉君、あの時告白できていたら…、私達どうなっていたんだろうね?」

「ふぇ!?」

千尋さんの言葉に、とてもマヌケな声を出した自分に、思わず苦笑してしまった。

「えっ〜!?こ・く・は・くぅ〜!?」

大沢さんは、これ以上はないくらいに目を輝かせている。

女の子って、皆、こんな話が好きなのかな?

自分は、首を捻った。