夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

「どうしたの…、いきなり?」

「あのさ…、ワザとじゃないからな…。っていうか、中林さんから来たんだからな。」

矢口は、動揺を隠すようにゆっくりと話した。

「何……?」

中林は、矢口の言葉を待った。