夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

「やっぱり、ききたい?」

「当然です。ほら、話してみなさい、楽になるから。」

微笑む彼女。

あんたは、取り調べの刑事っか。

「わかるだろ…、最近の自分見てたら…。」

「わかんない!」

即答で否定された。

「へっ!?」

「矢口さん、自過剰です。そんなに見てないですから。」

なるほど…、そりゃそうだ。