夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

松葉杖を脇に挟んで支えにすると、両手で大沢さんを支えた。

ゆっくりと振り返った大沢さんに、

「危ないなぁ〜、だから高いのはその辺の男を使えって言っただろ?大沢さんは会社のアイドルなんだから…。二つ返事でやってくれるのに。」

と、言った。