夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

「何?」

矢口さんの質問に、

「なんでもないです!真垣さんが待ってますよ!」

と、切り返した。

「いかんな、また余分な事を言ったかな?だから、大沢さんぐらいな女の子に、自分くらいの歳の父親はウザとがれるんだな。」

矢口さんは笑って言うと真垣さんの元へ歩いて行った。