夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

「ああ、だからいつも大沢さんには助けてもらっていると思っているよ。っていうか、大沢さん、ドンドンこなしていって…抱える仕事が増えて…。もし、大沢さんが会社を辞めたら…後任が、大沢さんみたいにできるはずないから心配だよ…。」

な、なんですって…。

「それって…、褒め言葉ですか…?」

矢口さんは、頷いてから、

「もちろん。」

と、微笑んだ。