夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

「………さん!!」

突如、耳元で大沢さんの声がし、驚き、跳び上がってしまった。

「びっくり…させるなよ…。」

自分が睨むと、彼女は不満をあらわにした。

「何度も呼んでました!矢口さんが、ボッーとして反応ないから…。病み期ではないですよね?」