夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

これから、何をして待とうかな…。
って…もう来た!!

確かにこんな時間からなら、愚痴る気持ちもわかる…、わかるんだけど…。

車から出て来た、矢口さんは私を見つけて、驚きの表情をみせた。
会社の建物に向かいながら、声をかけてきた。

「おはよう、早いねぇ。何か…やり残し?」

そう言いながら、会社のドアのカギを開けようとする…。
まるで、週末には何もなかったみたいな口調だった…。