夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]

「なんか…痩せたようにも…。」

彼女が続けた言葉に乗っかる事にした。

「確かに…痩せたけど…。『夏痩せと言った後に涙かな。』…そんな感じ。」

「えっ、なんですって!?もう一度?」

「何度も言えません…。じゃあね。」

自分は出来た紅茶を手にとり、ティーパックを捨てて給湯室をあとにした。

彼女のなんとも言えない視線を受けながら…。