さや「……そうなんですか……(笑)」
ヒロト「ずっと吠えてるからでも今は吠えてないし、本当にさやになついてるよ(笑)」
さや「……あの」
ヒロト「ん?あ、敬語なしだってば(笑)」
さやは真面目にヒロトを見つめた。
さや「あたしヒロポンの事好きです。でもこれ以上は一緒にいられん……」
さやは目線を下げてモグを撫でた。






ヒロト「どして?」
さや「……どうしても……」
ヒロト「将くん?」
さや「!?」
さやは顔をバッと上げた。
ヒロトはベッドの上へ座り、タバコに火を付けた。
ヒロト「なにか言われたの?」


さや「……」