沙我「ヒロトー」
ヒロト「あれ沙我くん。なにしてるの?」
沙我「煙草買いに行ってた(笑)待って待って!」
ヒロトが乗るエレベーターに沙我も乗り込む。
沙我「はい、ヒロトのも買っといた」
ヒロト「あ、サンキュー!!!!」
沙我「……」
ヒロト「?なに沙我くん(笑)」
沙我「ヒロト気づいてないのか……」
沙我は苦笑していた。
ヒロト「なに?なに?」

沙我「さやのことだよさやの」
ヒロト「さや?……が何?」
ヒロトは首を傾げた。
沙我「そういえば将くん、20階に行ったみたいだけど」
ヒロト「20階?なんで?」
沙我「なんでだと思う?」




























さや「いったぁ……っ!!?」
将「なんでいつも素直じゃないの?」
将はさやを見下ろしている。
さや「素直って……将のこともう好きとかそんなんじゃないし」
将「え?なに?」
さや「好きじゃないって言ってるじゃん!!!!」
将「聞こえない」
さや「嘘つけ……。たいぎ。話にならん」
さやは将からカードキーを奪って部屋に向かおうとする。