勇者がいた33日間(お休み)




あれから1時間以上は経過しただろう。

けど、生徒会室はまだまだ汚かった。


僕と安藤君で部屋の中の掃除、原田輝と美少女は荷物の整理をやっている。



「あっ安藤君…、
ここにも蜘蛛の巣が…」



僕は蜘蛛が苦手だ。

というより、虫全般無理だ。

蜘蛛の巣が張り巡らされているせいで、悪戦苦闘していた。



「ほら。もう無いから大丈夫だよ。」



安藤君はたくましい。

ホウキの柄を使って、器用に蜘蛛の巣を取ってくれた。

安藤君に無理なことはきっと無いと思う。



「安藤君♪何してるの?」

「すごいホコリっぽ…ゴホッ。」


声がしたので戸の方を見ると、双子がニコニコしながらいた。


 悪い人には見えないんだけどな…


安藤君の意味深な発言が、心の中のどこかに引っ掛かっていた。