あれから1時間以上は経過しただろう。
けど、生徒会室はまだまだ汚かった。
僕と安藤君で部屋の中の掃除、原田輝と美少女は荷物の整理をやっている。
「あっ安藤君…、
ここにも蜘蛛の巣が…」
僕は蜘蛛が苦手だ。
というより、虫全般無理だ。
蜘蛛の巣が張り巡らされているせいで、悪戦苦闘していた。
「ほら。もう無いから大丈夫だよ。」
安藤君はたくましい。
ホウキの柄を使って、器用に蜘蛛の巣を取ってくれた。
安藤君に無理なことはきっと無いと思う。
「安藤君♪何してるの?」
「すごいホコリっぽ…ゴホッ。」
声がしたので戸の方を見ると、双子がニコニコしながらいた。
悪い人には見えないんだけどな…
安藤君の意味深な発言が、心の中のどこかに引っ掛かっていた。

