「だーからっ!
書かねえって言ってんだろ!」
荒木は安藤さんの顔面目掛けて、殴りかかる。
“パシッ”
「君なんかより
俺の方が強いよ?」
安藤さんは片手で、荒木の拳を受け止めた。
…やっぱ、やっぱりすげえや!!
俺は感動の目で安藤さんを見る。
誰よりも安藤さんがかっこよく見えた。
「さっ、誓約書を…」
「書かねえったら!」
荒木は安藤さんの手をはらった。
「いや~、書いてくれなきゃ
困るんだよね。」
「俺の知ったこっちゃない!」
「書いてくれなきゃ……」
「はいっ!
俺書きますっ!!」
俺は右手を上げた。
みんなの目が一気にこっちを向いた。

