「俺、継母やるわ!」
「じゃあ俺、義理姉!」
「じゃあ、じゃあ…」
クラスのみんなは、劇をやる気まんまんでいた。
何故か劇はシンデレラの配役になっている。
それに気づいてるのは、僕だけ。
言うべきか…言わないべきか
沢君は反対していたけど、折れたようだった。
「安藤君、どうしたんですか?」
クラスのみんなとは逆で、安藤君は真剣な顔で名簿を見ていた。
「2年生の誓約書の数が
少なすぎる。」
確かに。
よくよく考えてみると、2年生から誓約書を受け取った覚えはなかった。
「1年生はまだ純粋だから
集めやすいんだけどな~。」

