「だって、自分のクラスメートが
書いていないなんて
示しつかないじゃん?」
「だとしても
俺らに関係ないだろうが!」
「黒田君は率先して
書いてくれたぞ。」
安藤君は一枚の紙を沢君につきだした。
僕は何のことだかわからない。
誓約書を書いた覚えはなかったから。
「黒田!」
沢君の野太い声は、さらに大きさを増す。
「は、はいっ!」
僕は恐怖に怯えながら返事したら、声が裏返ってしまった。
「お前、本当に書いたのか?」
「黒田君、昨日書いたじゃん。
自分の名前を“紙”に。」
僕は記憶を巻き戻した。
メニュー