僕に仕事を押し付けといて、安藤君は何をしていたのか非常に気になるとこだった。
「接客指導。
黒田君も見てけば。
面白いよ、これ。」
安藤君は笑いながら、谷川君たちを指差した。
「でも、まだ書類の…」
「あれはもう適当でいいよ。」
……それを早く言ってよ~!
何だか一気にやる気が失せた。
「ほらほら。
今度はお辞儀の練習するよ。」
安藤君は、谷川君と一之瀬君の間に入り、2人を引き離した。
動物みたいにうなる一之瀬君と、冷静に-280℃の視線でにらむ谷川君。
ケンカするほど仲が良いって奴だ。
僕的に、谷川君と一之瀬君はいいコンビだと思う。

