「あっ、黒田! あの転校生はどうした?」 教室に行くと、さっきよりも教室は悲惨な状態になっていた。 黒板には『優勝!高橋』 なんて書かれていた。 喧嘩大会本当にしたんだ… 「黒田!聞いてんのかよ!」 「あっうん、聞いてる、聞いてる。 安藤君なら……」 “ピンポンパンポーン” タイミングが良いのか悪いのか…チャイムが鳴った。 「やべぞ!みんな耳ふさげ!」 傷だらけの沢君がみんなに投げかける。 みんなはサッと耳をふさいだ。 えっ?えっ? 耳をふさぐ? 僕は手遅れだった。