勇者がいた33日間(お休み)




「あっ、黒田!
あの転校生はどうした?」



教室に行くと、さっきよりも教室は悲惨な状態になっていた。

黒板には『優勝!高橋』
なんて書かれていた。


 喧嘩大会本当にしたんだ…




「黒田!聞いてんのかよ!」

「あっうん、聞いてる、聞いてる。
安藤君なら……」



“ピンポンパンポーン”



タイミングが良いのか悪いのか…チャイムが鳴った。



「やべぞ!みんな耳ふさげ!」




傷だらけの沢君がみんなに投げかける。

みんなはサッと耳をふさいだ。


 えっ?えっ?
 耳をふさぐ?


僕は手遅れだった。