勇者がいた33日間(お休み)




「何で高校でも、あんたと
顔合わせなきゃならないのよ。」

「先輩。それはこっちのセリフです。」

「また生意気なことを……!」




こいつ、元気が現れるもんだから、あたしは安藤君に置いてかれてしまった。

安藤君と一緒にいれる時間は全然少ないのに、何でこいつに付き合わなければいけないのか。

あたしは、バカで鈍感な元気にも分かるよう、大きなため息をついた。



「何すか!そのため息は。」



相変わらずバカで元気な所は健在。


 いちいちうるさいんだから!


だから万年、部活で補欠組なんだよ!




“ガラガラガラ~”



あたしは戸が開く音を聞くと、すぐに戸の方を見た。

りょう!と黒田と…なぜか双子の片割れもいた。


 2人きりの時間は
 いつになったら過ごせるのかな…?


あたしはまたガクッと肩を落とした。