勇者がいた33日間(お休み)





次に安藤君の指は、1番後ろに写った、いかにも暗そうな男の子。

その子は遠慮がちに笑っていた。




「この子、道合君。」

「まじで!?」



田中ショウ君はまじまじと写真を見た。


 こんなおとなしそうな子が
 今はこんな人に…


人は変わるってことを再確認した。



「双子君。」

「双子じゃねってえの!」

「ちょっと手伝って。」

「はっ?何で…おいっ…!」



安藤君は、田中ショウ君の腕をグイグイと引っ張ってく。

田中ショウ君は反抗もできず……いや、反抗はしているんだけど、安藤君の力には敵わない。

僕たちは来た道を戻っていった。