次に安藤君の指は、1番後ろに写った、いかにも暗そうな男の子。
その子は遠慮がちに笑っていた。
「この子、道合君。」
「まじで!?」
田中ショウ君はまじまじと写真を見た。
こんなおとなしそうな子が
今はこんな人に…
人は変わるってことを再確認した。
「双子君。」
「双子じゃねってえの!」
「ちょっと手伝って。」
「はっ?何で…おいっ…!」
安藤君は、田中ショウ君の腕をグイグイと引っ張ってく。
田中ショウ君は反抗もできず……いや、反抗はしているんだけど、安藤君の力には敵わない。
僕たちは来た道を戻っていった。

