「その中に落ちたら…」
「だから、俺っていい人?」
「…いい人に
決まってるじゃないですか!」
掃除を手伝ってくれたし、こうやって誓約書集めも探しも手伝ってくれたし……
「それ、全部嘘。
俺、本当は悪い人だから。」
「えっ…あっ!」
田中カケル君はニコッと笑った後、誓約書を全部焼却炉の中に捨ててしまった。
僕は焼却炉の中を覗くけど、誓約書は灰になってしまっていた。
「何で!何でこんなこと…!」
「転校生ムカつくんだもん。
それに、文化祭?
誰もやりたがるわけないじゃん。」
僕はギッと田中カケル君を睨み付けた。
そして、胸ぐらに掴みかかった。
「はっきり言って、
うざいんだよ。」
「イテッ!!」
僕は簡単に投げ飛ばされてしまった。
「その目、ムカつくんだけど。」
殴られるっ!!
そう覚悟したとき、
「黒田君!大丈夫?」

