「これからは気をつけろよ?」 「…うん」 「夜に女が1人でいて、安全なわけない。」 「そうだよね…」 まさか、自分がこんな目に遭うなんて。 ニュースとかで見て、意識してたはずだけど…。 やっぱり、どこか他人事だと思ってた。 「…そっか」 「助けてくれて、ありがとう。」 本当に、本当に助かった。 思いを込めて、お礼を言った。