次の日。




いつも通り、彩未と登校。




鏡を見たら、目は腫れてなかった。




気分は…ちょっと沈んでる。




涼に話しかけられたら、どうしよう…。




昨日のこと、絶対に怒ってるはず。




でも、何て説明したらいいかなんて、分かんないよ…。




「光?」




「…ん?何?」




「自分の気持ちに素直になるんだよ?」




「…うんっ」




やっぱり、彩未にはバレバレだね。