――翌日。




あまり眠れないまま、朝を迎えてしまった。




ダルい体を起こして、学校の支度をする。




そして、リビングに向かった。




「おはよー」




「おはよう光。」




「おはよう。」




いつもどおりに、ママとパパに挨拶。




朝食が並べられたテーブルの椅子に座る。




あたしの家族は、朝はご飯って決まってる。




料理の上手なママが、毎朝はりきって作ってくれるんだ。




本当においしくて、嫌いな食べ物がないのもママのおかげ。




3人で他愛もない話をしながら、朝食を終えた。