「んっ…!!」 ビックリして、目を丸くする。 頭の中は、大混乱。 な、何で…キスされてるの!!? 「んん…あっ」 何これ…嫌だ…。 こんな恥ずかしい声、聞きたくない…。 「あー邪魔」 涼がそう言ってあたしから離れ、メガネをはずした。 そしてすぐに、あたしに唇を重ねる。 整った顔が目の前にあって、嫌なのに、抵抗できない。 甘いキスに、反抗できない。