気がつけば唯と別れる交差点。 「純くん、じゃあまた明日ね。」 手を振って歩き出そうとする唯。 そのとき、不意に寂しくなった。 俺の知らない世界に行ってしまう様で。 「唯…!」 考えるより先に体が動いていた。 「なっ…え?」 そりゃ、びっくりするよね。 俺は後ろからぎゅっと 唯を抱きしめていた。 どこも行かないで…と思いながら。 「じゅっ…純くん…?どしたの…?」 「ずっと…ずっと、さぁ」