「なぁ、今日部活ないんだ。
久しぶりに一緒に帰らない?」


「うん!そだね、帰ろ。」


夕日が眩しく照りつける放課後。


当たり前のように
今年も同じクラスになった君と
当たり前のように
会話を交わした。


そして、夕日が眩しく照りつける中
真っ直ぐに続く土手を歩く。


―私の幼なじみと2人並んで。