あたしが黙っているとお母さんは
はぁ、と溜め息をつき話し出した。

「もう許すわ!それでね、今日は
百々ちゃんに話があるの!」

そう言うとお母さんはソファーに
腰掛けあたしも続いてソファーに
腰掛けた。

「…話って…?」


なんかあるんだろうな…。
お母さんが意地悪な笑みを浮かべる時は
なんかあるんだ。


これ、長年の勘。