~片桐亮~ 俺は、今から山下久信に話しをつけにいく。 でも…後ろから泣き叫ぶ奴がいる。 愛しいセレナだ。 ずっと俺は勘違いしていた。 セレナは俺が嫌いなのだと… 「片桐、セレナは…駆け引きにでたんだ。」 圭介が俺に言った一言で全ての辻褄があった。 俺に別れを告げた意味が…。 「山下久信…お前だけは許さない!」 俺の中に一つの感情がうまれた。