そんなことを心の中で思っていると先生が
「俺が松本です。よろしくね!」
緊張しつつも
「よろしくお願いします!」
わ~!バクバクしすぎ~!!
「ところで突然なんだけど、藤井さんって将来何になりたいの?」
いきなりそんなことを聞かれたが、私は将来の夢は決まっていたので
ちゃんと答えた。
「将来は趣味を仕事に生かせる仕事に就きたいです。
ネイルが好きなので、ネイルアーティストになっていろんな人を喜ばせたいです!」
先生はちゃんと聞いてくれた。
この夢は誰に言っても『お金にならないからやめなさい』っていつも言われるから
先生にも言われるのかな?って思ってたら先生はちゃんと聞いてくれてた。
私は純粋に嬉しかった。
先生は
「そうなんだ!いいね♪夢があって!でも、大学も楽しいよ?
一日24時間ある中で大学は3時間くらいしかなくて、それでもまだ21時間残る。
お昼から6時間バイトしてもまだ15時間残る。
友達と2時間遊んだとしてもあと13時間ある。
好きなことしたり勉強したりでお5時間かかってもまだ8時間ある。
そう考えると一日ってすごく長いよね。時間をどう使うかなんて自分しだいだけど!」
この言葉が私の心にすごく刺さった。
褒めてくれたことも嬉しいし、何より「大学行きたい」って思えるようになったから・・・
〝先生っていい人だな〟
なんて思った。
でも次の行動に私はビックリした・・・

