「お前な…。とりあえず中に入れ。」



あきちゃんが傘を差し出した。



「お前これからどうすんの?」

「…」

「はぁ…とりあえず家、来い。母さんには言ってやるから。」「凛さーーん!!!!!!!!」




『ドンッ!!!!!』




「うおっっ!」


「?!!!」

諒ちゃんが突然誰かに突き飛ばされた。



突き飛ばした人は…


「凛さん大丈夫!?」



――山ちゃんでした。