いつも通りの学校。 わたしはぼぉっと放課後なにをしようか考えていた。 そんなことをしていたら、 『13HRの水沢凛さん。至急職員室の山本まで来てください。』 呼び出しのチャイムがなった。 「山ちゃんが呼び出しなんて珍しいね。凜なんかしたの?」 今のは親友の美空(ミク)だ (わたしなんかしたっけ?まあいいや。早く行こう。) そう思ってわたしは教室を出た――