「わ、わたしの好きな人ね??6個年上なの。
でね、いつも色んな話してくれるんだけど、
わたし、そっけない返事しかできない。
それにわたしのことなんて、きっと
妹みたいにしか見てないんだよ。」



6個って、俺と茉奈ちゃんと同じじゃん。


それで、妹としか思ってない??


ふざけんなよ。


「それに、ね??彼女いるみたいなの。
話聞いたのはちょっと前なんだけど…
だから、わたしにはむりでしょ??」


そう言って笑った茉奈ちゃんは
すごく悲しそうな顔をしてて…


俺は素直に守りたいと思った。