Summer memory






『………』




今この場にいる私以外の3人は動くことをやめ、無言のままピタリと綺麗に停止した




「…なにその反応…言っておくけど、私小学校からバスケやってるんだから」


「ごめんてっきり帰宅部だと…」



「こうみえても私、運動は得意なんだから」


嘘は言ってない。

小一の頃からバスケを続けているのは本当。足だって遅くはない方だし、持久力もそれなりにある。特に球技なんかはやれ、と言われればある程度はできた。まぁ、テニスと野球は…人間には向き不向きというものがある。
サッカーはちひろが中学、高校でやっていたから、よく一緒に遊んだし、ルールもわかる



でも、

「筋トレは嫌」


「わ が ま ま 言 わ な い の!」

「いやわがままって…」

「そうとわかればあなたも立派なサッカー部!四人でなら2対2もできるね」

「やったなちせ!」


横にいる隆也は満面の笑みでグーサインを私に向ける。いや、よくない全然



「駛君…たすけて」

「…んー…、まぁ、僕としても人数は多いほうが…」

こちらは申し訳なさそうな笑みを浮かべて。
…断りずらい。


「筋トレも…?」

「うーん…一種のアップだからね…ちせさんは1セットずつでいいよ」