「ばっかお前!わかってねぇなぁ!」
「本気じゃないとやる意味ないって!!いつだってサッカーは本気のスポーツなんだよ!!そんな中途半端な気持ちで「あーはいはい。僕が悪かったですー。」
「わかればいいよわかれば」
「はーい。じゃ今日はまず腹筋腕立てスクワット15回2セットからでーす」
パンパンと2回手を1回叩くと、紙を見せながら隆也は言った
「えぇー!きっつ…あ、ちせもやろうよ!」
「は?やだよ…動きたくないし」
いかにもいいこと思い付いた!!という笑みを浮かべる凪だけど、簡潔に断った。
「仕方ないなーちせ部活とかしてなさそうだもんねー」
やれやれ、と手のひらを返すように離れていった凪。その言葉に少しだけムッとした。
「…バスケ部なうですけど。」


