Summer memory




「ところでちせ!」


急に腕をつかまれ、至近距離に凪の顔が。


「は、はい?」


「サッカー部に入りませ「馬鹿」


いつ出したのか、駛君はプリントの入ったファイルで凪の頭を軽く叩いた。


「ちぇー、ただでさえ部員3人だから増やそうと思ったのにー。」


「無理に決まってるじゃん」


「そうだぞ凪、馬鹿だなお前ー!!いいか、頼むときはこう、ちせ様お願いします。サッカー部に入っ「違う」



バシッと凪の時より強く隆弥の頭を叩いた。




「いてぇな!俺は少しでも部員を増やそうとー!!」


「あのねぇ、ちせさんは東京の人なんだよ?入れるわけないじゃん」




「ダメ元上等!当たって砕けろ!」


「そうゆうのは恋愛でしてください。」


「隆弥好きな子いんの!?」

「え、は!?」


「え!なにその反応!!あ や し い !!誰!?同じクラス!?」


「いっ、いねぇよふざけんな!つか、ここ食い付くとこじゃないだろ!おい駛お前責任とれ!!」


「やだよ。いっそ教えてあげたら?」


「えぇ!駛知ってんの!?二人で隠し事とかずるいぃ!!教えてよ隆弥!!私たちのなかじゃん!!」


ギャーギャーと騒ぎだす3人、不意に駛君がこっちを向いて、なにか問いかけるように笑った


「面白いね、二人。」