Summer memory


「お婆ちゃんってたまに変なこというよね。」

「そうかねぇ?私は思ったことしか言わないよ。」

そしてお婆ちゃんはまた、あの時のように私の頭を撫でた


「やっぱりよくわかんないや。」

小さな声でつぶやくと、聞こえてたのか、お婆ちゃんはふふ。と笑った

それから私との会話は特になく、お婆ちゃんは母さんと世間話を始める

私もちひろもそれを真面目に聞くわけもなく、
ちひろが「ふぁぁ」とつまらなそうに欠伸をしてるのが、後ろからでもわかった。

私はというと、
首にぶら下げていたイヤホンを片耳だけつけて、小型音楽プレイヤーの電源を付けた。